ええやん! 枚方
五六市など地域主体の活動が評価、4月2日に授賞式
2016/03/31
枚方宿地区まちづくり協議会は、日本都市計画学会関西支部が行う「第18回関西まちづくり賞」を受賞した。今回の受賞は江戸時代に宿場町として栄えた枚方宿地区ににぎわいを取り戻そうとはじめた「枚方宿くらわんか五六市」や、歴史的景観の保全整備といった景観づくり活動の成果に加え、一貫して地域主体で活動を継続してきたプロセスや協働の仕組みなどが評価された。授賞式は4月2日(土)午後3時から大阪市立総合生涯学習センターで開催され、成果・実績紹介のプレゼンテーションとミニシンポジウムが行われる。
★ 「関西まちづくり賞」は、市域の活性化を目指し持続的に取り組むまちづくり活動を対象に、都市計画の発展に役立つ特色ある成果に対して表彰するもの。平成10年から毎年開催され、今回で18回目。同賞委員会委員長の田中みさ子さん(大阪産業大学准教授)を含む委員9名による現地視察やヒアリングなどの審査により、5件の応募プロジェクトから同協議会の活動を含む2件が選ばれた。もう1件は姫路市。
★ 授賞式
日時 : 平成28年4月2日(土)午後3時~5時
場所 : 大阪市立総合生涯学習センター
授賞者 : 枚方宿地区まちづくり協議会
授賞案件: 枚方宿地区まちづくり協議会活動
~歴史と現在の共存から未来へ繋ぐ架け橋に~
★ 枚方宿地区まちづくり協議会は平成12年6月設立。東海道57次56番目の宿場町として、また、淀川水運の中継港として栄えた枚方宿のにぎわいを取り戻し、住人と訪れる人が触れ合いながら枚方宿のまちの新しい形を創出するため活動している。活動内容は、毎月第2日曜日に街道沿いで手づくり市「枚方宿くらわんか五六市」の開催でにぎわい創出を行う「くらわんか五六市部会」、町家を貸したい人と借りたい人を結ぶ「町家情報バンク部会」、歴史的景観の保全整備に取り組む「まちづくり協定運営部会」、街道沿いの家の軒下に菊を並べにぎわい創出を行う「街道菊花祭部会」の4つの部会が連携して取り組みを行っている。活動の記録のデータベース化・記念冊子を発行するなど一定の成果を確立させ、設立15周年となる今回初めて応募した。同協議会会長 の平澤英正さんは「住人が協力し合って枚方宿のまちの賑わい・活力を取り戻し魅力あるまちなみ再生に努めてきたことが評価されてうれしい。さらに枚方宿の賑わいづくりに取り組んでいきたい」と話している。
<問い合わせ先> 都市整備推進室 電話: 072-841-1479(直通) Fax: 072-841-5101
詳しくは 北大阪商工会議所 まいぷれ事務局まで
電話 072-841-0104