FUN FUN カンパニー ~イケてる会社の本音トーク~
デザイン性と機能性のバランス、つまり「美しく使いやすい建物」が基本。
2010/09/17
建築設計とは、人の夢や思いを実現させることができる仕事だと思う
この仕事に就いたきっかけは、「違いがわかる男」のCMだった
いつもにこやかで気さくな雰囲気の田宮社長。
高校時代、ある建築家がコーヒーを飲みながら仕事をしているテレビコマーシャルが流れていた。
「おお~!優雅でカッコいい!こんな仕事がしたい!」
田宮青年はその職業に憧れを抱いた。
これは1976年、ネスカフェゴールドブレンドの「違いがわかる男」8代目として登場した、建築家・故 清家清(せいけきよし)のCMである。
製図台の上に描かれたパース(透視図)が現実の建物の写真に重なっていくというカッコいい演出が話題を呼び、また世間に初めて「建築家」という職業を印象付けたものでもあった。
当時、このCMに魅せられて建築家を目指した若者は多く、影響力があったことは間違いないらしい。
田宮青年は、ひたすら猛勉強をし、一級建築士の資格を取得。
その後も数々の経験を経て、設計からデザイン、機能性、収支・経済性を考えた事業計画の企画。建物診断、建築基準法、消防法などの法律チェック、工事施工の監理。各種申請、資金計画や建物に関する相続税の相談まで、今では何でもこなせる万能男となった。
「違いがわかる男」になれた田宮氏。
今、優雅にインスタントコーヒーを飲みながら仕事ができる。
「機能美あふれる建物」をコンセプトに予算やニーズにあったものを創っていく
建物は多くの人々の共同作業によってつくられるもの。この共同作業が円滑に進むか否かが建物の善し悪しを決める大きな要因であると田宮氏は考えている。つまり敷地、条件、考え方、生活観等、関わる人たちが十分な話し合いをし、あらゆる場面を想定した設計が必要で、それをしっかりと行うことが機能美あふれる美しい建物を創るのだと言う。
田宮氏は「使いやすい建物」「ニーズにあった建物」を「機能美」に変換し、人の夢や思いを実現させている。
【記事/POCS】
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