寝屋川市、Aマンションオーナー様より、雨漏りのご相談があり、現地調査でご確認の上、外壁タイル、石目地のシーリング工事（コーキング工事）の打ち替え工事を施工しました。

シーリング工事とは、外壁のつなぎ目(目地)やサッシとの隙間(目地)等に施工する防水工事のことです。

意外かも知れませんが、建物は常に動いており、膨張、収縮を繰り返してます。
直射日光による温度差での伸縮(伸び縮み)、風や車の振動で揺れた時、地震の時もそうです。
その動きを目地やサッシ廻り等の目地にて、伸縮(伸び縮み)を吸収し、動きの多い目地に防水性、気密性を確保するシーリング工事をすることで漏水から守ることを目的にする工事です。

一般的にはあまり知られてない工事かも知れませんが、シーリング、コーキング、(シール工事とも言います) とは、外壁からの漏水（雨漏り）を防ぐ重要な役割を担う防水工事のことです。
シーリングによって建物の寿命、耐久性を大きく左右し、その後のメンテナンス工事にも関わってきます。
その為、外壁等の材質によりシーリング材の選定とその材料に合ったプライマー(接着剤)が非常に重要となります。

例として　

タイル、石、サイディング、モルタル壁等の化粧シーリング(露出シーリング)であれば、
変成シリコーン系

塗装前提で塗装下に施工するシーリングは
ポリウレタン系

水廻りでのシーリングは
防カビ剤入りシリコーン系

防火区画のシーリングは
耐火系

等、様々あります。　


外壁は特に直射日光による紫外線や温度差、振動、雨風等での経年劣化により、様々な不具合が生じます。

今回、劣化した古いシーリング材を除去（撤去）し新たに、材質に適合したプライマー、シーリング材を施工することで、防水性、気密性を確保し雨漏りもしっかりと止めることが出来ました。