★昨今、少子化や経済情勢、産業構造の変化などの影響を受け、若者を取り巻く環境は大きく様変わりしている。中でも、非正規労働者の増大や求人で求められるスキルの変化により、生きづらさ・将来に対しての不安を感じている人も少なくない。講演会では、不安定な労働状況に置かれた若者の貧困問題に関する様々な著書を出版する雨宮さんが講演。今年度、結成40周年の枚方市青少年育成指導員連絡協議会と市の共催で実施するもの。

★雨宮さんは昭和50年北海道生まれ。アトピーが原因で受けたイジメを発端に不登校、家出、リストカット（手首自傷行為）、自殺未遂などを繰り返す。その壮絶な半生を描いた『生き地獄天国』（太田出版）で作家デビューし、以来、若者の「生きづらさ」についての著作を発表。 平成18年からは、不安定な雇用・労働状況における「プレカリアート（非正規雇用者および失業者）」の問題に取り組む。お金がなくても生きのびていく方法を探った『生きのびろ！ 生きづらい世界を変える8人のやり方』(同)や、“生きづらさを極めた小心者代表”として会得した、開き直って楽に幸せに生きていくノウハウを綴った『小心者的幸福論』(ポプラ社)など著書多数（公式HPより）。

★枚方市青少年育成指導員は青少年の健全な育成を図るため、昭和28年に発足。市から委嘱を受けた地域住民が青少年育成と非行防止のため啓発活動や、行政と地域のパイプ役として活躍している。現在は、各校区コミュニティ協議会から推薦を受けた市民380人が市から委嘱を受け、主に校区単位でのパトロールや青少年への相談・指導、市全体で7月に実施する「少年非行・被害防止、暴走族追放啓発活動」などに取り組んでいる。同連絡協議会は昭和49年発足。指導員向けの研修会や情報交換を行い、資質向上のための自己研鑽を行っている。

[開催日]
2015/2/8
午後3時～5時（開場は午後2時30分）

[開催場所]
メセナひらかた会館
大阪府枚方市新町2丁目1−5
多目的ホール

[申込など]
枚方市役所別館1階子ども青少年課で受け付け中。電話、ファクス・Eメール（氏名、住所、連絡先を明記）も可。先着350人。要約筆記有り（要事前相談）。

[お問い合わせ先]
枚方市　子ども青少年課
072-841-1375

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