枚方といえば“菊”。今年も菊の花の季節がやってまいりました。枚方市の花「菊」にちなんだイベントが開催される「ひらかた菊フェスティバル」が始まりました。
10月26日朝には、岡東中央公園で開会セレモニーが行われました。

「枚方菊フェスティバル」開会セレモニー（岡東中央公園）より。
「菊の香りを味わうと、枚方の秋がやってきたという感じがしますね。ぜひ皆さまお誘い合わせの上、お越しください」と笑顔の伏見隆枚方市長（左）。
「菊も二回三回と、見るたびごとに違った趣ですよ。何度でも足をお運びください」と、松本勇枚方市菊花展 実行委員会委員長（右）。

菊愛好家や市内幼稚園・小中学校の子どもたちが育てた自慢の菊が、枚方市役所周辺や岡東中央公園、枚方宿鍵屋資料館、市民の森に展示されています。

かつての宿場町の面影を残す歴史街道沿いに、市内の小・中学校で育てられた大菊三本仕立てを、枚方市駅～枚方公園駅の歴史街道沿いに展示し、地域とともに「菊のまち・枚方」を盛り上げます。
また、菊花祭のイベントとして俳句大会も実施。街道に飾られた菊を眺めながら、一句ひねるのもおすすめです。

マジカルラグーン横特設会場で、ひらかた大菊人形の伝統技術を継承する菊師が制作する菊人形が5体展示されています。今回のテーマは「源氏物語」。過去のひらかたパークでの菊人形展を振り返るパネル展示や、ナイター営業日にはライトアップが実施されます。観覧は無料（別途、入園料が必要です）。
〈お問い合わせ〉ひらかたパークまで　電話072-844-3475。10月26日（水）～11月27日（日）。

市民の手で菊人形の歴史を継承しようと平成18年度に発足し、今年で11年目を迎える「ひらかた市民菊人形の会」は、市民ボランティアらが制作した菊人形を市内各所に展示しています。
枚方市役所別館北側では、NHK大河ドラマ「真田丸」をテーマに、大坂の陣など２場面を表現。
また、京阪・枚方市駅2階コンコース南側では「沼田城」をテーマに展示されています。
秋の一日、菊の香に誘われて、ぶらり散策を楽しむのも楽しいことでしょう。ぜひごゆっくりとご覧ください。