枚方市保健センターでは毎年、健康診査や健康教室などを同センター以外でも行っており、その都度、従事する職員と必要な物品を運搬する必要がありました。

日産自動車株式会社が開発した排気ガスを出さない電気自動車「e-NV200」（イーエヌブイニーマルマル）を全国の自治体に3年間無償貸与し、電気自動車の活用事例を積み上げ、さらに普及させようと同社が参加を募った「EVをもっと身近に！プロジェクト」「電気自動車活用事例創発事業」に枚方市が応募。大阪府内では枚方をはじめ4自治体が選定され、3月24日（木）に保健センターで、関係者立ち合いのもと、貸与式典が開催されました。

電気自動車「e-NV200」はワゴンタイプで従来使用していた公用車より大きく、一度に多くの物品や職員を運搬できることから、業務の効率化が図れるとともに、地球温暖化防止に繋がるメリットがあります。また、万が一、災害が発生し停電した場合でも電源車としての活躍が期待できます。
　枚方市は、第2次枚方市環境基本計画に基づき、大気環境の改善及び地球温暖化防止に寄与することを目的として、「低公害車等導入指針」を制定し、環境負荷の少ない公用車の導入を計画的に進めています。
保健所業務に寄与する、「e-NV200」のこれからの活躍が期待されます。