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平成28年度・枚方市消費生活セミナー

「正しい広告の見方~こんな広告にご用心!~」開催される

2016/10/07

10月4日、平成28年度・枚方市立消費生活センター研修室(サンプラザ3号館2階)で、平成28年度・枚方市消費生活セミナーが開催されました。

■正しい広告の見方を多方面から

講師は、公益社団法人日本広告審査機構(JARO:Japan Advertising Review Organization)関西事務所次長の藤井推さん。
テーマは、「正しい広告の見方~こんな広告にご用心!~」。
私たちの身の回りにあふれている広告について、どのような広告への苦情が多いのか、実例を学び、テレビ、雑誌、新聞、インターネットなどで目にする広告に惑わされないようにする知恵を、多方面から学びました。

■「優良誤認」と「有利誤認」

私たち生活者にとって、商品・サービスの品質や価格について、実際より著しく優良または有利と見せかける表示が行われると、適正な商品・サービスの選択が妨げられてしまうことになります。
虚偽・誇大な表示を禁止する法律として景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)があります。
不当な表示は「優良誤認」・「有利誤認」といわれるものです。
「優良誤認表示」とは、商品・サービスの品質、規格(等級など)、その他の内容について、実際よりも著しく優良であると、一般消費者に誤認されるおそれのある表示です。
「有利誤認表示」とは、商品・サービスの価格やその他の取引条件について、実際のものよりも著しく有利であると、一般消費者に誤認されるおそれのある表示です。

■不当な広告表示に惑わされないために

実際の「優良誤認」や「有利誤認」の例を数々紹介され、「こうした不当な広告表示に惑わされないために、私たちはどうすれば良いのか?」をレクチャーされました。
藤井さんは、毎日多く流されているCMを例に挙げられ、CMは貴重な情報源だが、行動する前に、最後に以下の大切さを強調されました。

●自分で都合よく思い込んでいないか確認する。
●わからないことは調べる。問い合わせる。
●普段から、新聞、テレビなどから情報を吸収する。
●勘違いすることを意識する。

身近な広告がテーマだけに、定員40名のところ、予約は満席で、皆さま熱心に講師の話しに耳を傾けておられました。