祝　創立70周年を迎えた北大阪商工会議所

　北大阪商工会議所は今年創立70周年を迎えた。昭和23年4月17日に枚方市、寝屋川町（当時）、津田町（当時）、交野町（当時）の地元商工業者有志により社団法人枚方商工会議所として創立立された同所は、商工会議所法改正に伴う再統合、名称変更など幾多の変遷を経ながら、管内の企業誘致、産業育成、市民生活の向上などに大きく貢献してきた。昭和46年には全国初の商工会議所直営電子計算センターを開設。地域情報化時代のニーズに対応するほか、日本商工会議所がBCPの観点から推奨する”CCI Backup”の一翼を担っている。

創立70周年を迎えて　会頭　北本　明

　当所は今年70周年を迎えることができました。今後も地域総合経済団体としての機能を発揮し、努力して参りますので、よろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
　当所では今、「活力あふれ行動する北大阪商工会議所　～会員企業や地域から高い評価を受け、信頼され、支持されるために～」をスローガンに最重要事業として14の事業を掲げ、さまざまな事業を展開しております。その中でも特に注力していくものとして4つの重点項目をご紹介致します。

●中小企業等の活路開拓
　ビジネスチャンス発掘フェア、北大阪発注ビジネス大交流会の開催、大阪勧業展への参加など、より一層の効果的な事業者支援をできるよう取り組んでおります。

●活力と賑わいのあるまちづくりの推進
　地域資源を活用した「枚方・交野天の川ツーリズム」事業の取り組み、「ねやがわサクラプロジェクト」への支援、さらに「天の川のセイタカヨシ活用事業」を当所自らが実施し、現在、セイタカヨシを使った食品の開発を行っております。
　枚方市駅周辺活性化協議会の取り組みや、恒例となった枚方オクトーバーフェストを核とした枚方市駅前大収穫祭を継続開催して参ります。

●事業者の情報発信・情報化支援
　当所ホームページやメールマガジンの発信、地域ポータルサイト（まいぷれ）の運営、毎月発刊の会報誌「ノース」におきまして、会員事業者様をご紹介させて頂く機会を増やすなど、会員の事業の役に立ち、楽しんで頂けるものに改善、充実させていきます。

●組織運営基盤の強化
　部会・委員会活動の活発化、青年部との組織活性化プロジェクトの開催、3,500会員の達成など関係諸団体のご協力のもと、役職員一丸となり業務を遂行しております。
　また、新会館検討特別委員会による当所会館についての検討、役職員による中長期指針リニューアルの検討など、将来の北大阪商工会議所について検討を進めております。
　関係各位におかれましては、活力あふれ行動する北大阪を創造するため、今後も諸事業にご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
　これまで支えていただいた役員・議員、会員の皆様方と継往開来、先人の志・事業を受け継ぎ、共に未来を切り開き、地域に必要とされる商工会議所を目指して邁進していく所存です。

PDFはこちらを御覧ください。kcciニュース.pdf（1.5MByte）