「このホームの廊下、広いねぇ～！」
「これだけの幅があれば、車いすのすれ違いも安全やねぇ。」

有料老人ホームでは、廊下の幅は、基準があります。
両側居室（廊下をはさんで両側に部屋がある場合）で、2.7ｍ
片側居室（廊下の片側にしか部屋が無い場合）で、1.8ｍ

この写真は、両側居室なので、2.7ｍの幅があります

「あれっ！　でも、おばあちゃんの入っているホームは、両側居室やけれど、こんなに広くない！」
「もしかして、違法？」

廊下幅に関しては、部屋の面積によって、緩和措置があります
部屋の面積が18㎡以上あれば、両側居室の廊下幅は、1.8ｍでもＯＫです。
また、片側居室では、1.4ｍでもＯＫとなっています

サービス付き高齢者向け住宅などの高齢者向け住宅では、廊下幅の基準は、780ｍｍ以上という基準しかないため（都道府県によっては独自基準のある場合もあります）、普通の家のような廊下幅の所もあります

廊下幅がどの程度あるのかも、身体の状態に応じて、ホーム選びの基準のひとつになるのではないかと考えます。


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