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枚方の商店街

枚方家具団地 見てある記【マルトク家具】2016/03/09

品揃えは随一!  丈夫で、安心!《二段ベッド・ベッドの専門店》

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家具店が18店舗も集まり、ナント!売り場面積は約40,000平方メートル!
これは、甲子園球場のグランド面積の約3倍にも及ぶビッグスケール!
枚方家具団地は、見て、買って、楽しい“家具のテーマパーク”です。
大手家具チェーンでは得られない、圧倒的な品数と満足があります。
《まいぷれ編集部》が、毎回1店舗ずつ、お店の魅力をご紹介いたします。
今回は、《二段ベッド・ベッドの専門店》、株式会社マルトク家具の中村忍社長をご訪問しました。
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「ベッド」のフラッグが印象的な、《二段ベッド・ベッドの専門店》マルトク家具。
「ベッド」のフラッグが印象的な、《二段ベッド・ベッドの専門店》マルトク家具。
ベッド販売の、豊富な経験と知識。頼りがいのある、中村社長。
ベッド販売の、豊富な経験と知識。頼りがいのある、中村社長。

■「注文取るより、笑い取れ!」を一筋に、商いに励む!

 商売に携わる大阪人の知恵として、「商は笑なり」という名言がある。商品を前に、商人とお客さんの双方が、にっこりと笑わないことには本当の意味での商売は成り立たないということであろう。その「商は笑なり」も、かすんでしまいそうな、「注文取るより、笑い取れ!」を社訓に掲げる会社が、ここ枚方のマルトク家具。中村社長は、実に、明朗快活を絵に描いたような、明るい経営者だ。
「お客さんに喜んでもらってこそ、商人としての誇りがある、と思います。面白くなかったら、値段しか見ていただけません」と、にこやかに語る。
 昔は家具全般を取り扱っていたが、いまでは押しも押されもせぬベッド、なかでも「二段ベッド」中心の専門店。実店舗・ネット販売をあわせて、年間販売数は1千点を超える、ベッド販売では屈指の家具店だ。
 なぜ、二段ベッドにこだわったのか?
「本当に、頑丈で安全なベッドを売りたかったのです。見た目にわからなくても、使っているうちに、床板が抜け落ちる、ハシゴが壊れるなど、粗悪品のベッドは、思わぬ事故を引き起こすことがあるからです。ベッドでの危険な事故を回避したい、その思いから良質のベッドを選び抜き、販売することに徹しました」。
ベッドの安心・安全性には、とことんこだわる。
ベッドの安心・安全性には、とことんこだわる。

■中学2年の頃から家具運び。業界歴は31年

 お父さん(現、会長)のあとを継いで業界経験31年。“丸く得する”にちなんで名付けられた同社で、中村社長が仕事を手伝い始めたのは、まだ14歳の頃。
 「中学校2年で、ゆうに100キロを超える家具の運搬をしていました。当時、水泳部に所属しており、クラブが終わればスイミングスクール通い。日々、水泳に明け暮れ、クラブのない時や土・日は、店の家具運びが日課。休む時間は、授業中でした」と豪快に笑う。
 昔気質の父親のもと、「父は厳格な人。親父の背中を見ながら仕事を覚えた、というよりも、親父に反発しながら仕事をしてきた」と言う。いい意味での反発心が、強く生きる成長力の源となったに違いない。
 高校時代に入り、家具運搬の仕事はますます忙しくなってくる。一方で、水泳の方は、中学時代に引き続き、高校でも水泳部に所属するが、“名ばかりの水泳部”。
 「家具運送で筋肉がつき過ぎて、タイムが伸びませんでした。それほど、家具運びに没頭せざるを得なかった。高校3年の時、家具を運ぶのに、運転免許を取得。今だから笑い話ですが、勉強そっちのけでトラックを運転していて、ある日先生に見つかり、厳しくお灸をすえられたこともありました」。
ベッドの他、リビング、ダイニング家具も幅広く展開。
ベッドの他、リビング、ダイニング家具も幅広く展開。

■厳しい修業時代が、強い精神を養ってくれた!

 やがて、社会人になって、1年間ほど、クルマの販売員をした。ある日、先輩について回った時、紹介してもらった先輩のお客さんが、テレビでもお馴染みのトミーズ雅さん。
「マルトク家具の、そして、私の代名詞、『注文取るより、笑い取れ!』は、当時、トミーズ雅さんがラジオで使っていた言葉で、その時、使ってもいいですかとお聞きして、許可を得ました」。なんと、社訓のルーツは、ここにあったのですね。
その後、奈良・五瀬の家具屋で3年間の丁稚奉公をした。とにかくハードな店で、朝の7時から夜の11時まで、寝食を忘れて配達、また配達…。
「当時、この業界では丁稚奉公は当たり前。とにかく、給料は安いし。仕事はきつい。そうですね、修業中は20キロも痩せましたよ。自慢ではないですが、年季明けまでいたのは私くらい。みんな途中でやめました」。
 しかし、決してギブアップしなかった修養時代の苦労・鍛錬が、その後の仕事していく上で、大いに生きていると言う。
実店舗はもちろん、ネット販売も全国から受注があり好調だ!
実店舗はもちろん、ネット販売も全国から受注があり好調だ!

■信頼の証、強度的には、クレームはゼロ!

 「長年、家具を運んできましたから。いいベッドかどうかは、この体が覚えていますから、すぐにわかります」。
お客さんが買いたいと思って、せっかく買ったものがリスク化すると、まったく意味のないものになってしまうという。
その点、中村社長は「強度的なものに関しては、ほぼクレームはゼロ」だと自信を持つ。
社訓の「注文取るより、笑い取れ!」にくわえて、社是に「話は盛れども、嘘つくな」を謳っている。
「商談に、多少オーバー気味に話を交わしても、嘘は絶対言ってはならない、ということです」、事実、オープン以来、強度的には、クレームはゼロ!
 話すほどに、親しみやすくて、とにかく面白い。オープンマインドでありながら、うちにパワーを秘めて、今日も仕事に取り組んでいる中村社長。
 2段ベッドを買うなら、楽しく、面白く、マルトク家具! その勢いは、これからも止まりそうにもない。
前列:お父さんのマルトク家具会長(右)、お母さん(左)<br>後列:中村社長(中央)と従業員のみなさん(両隣)
前列:お父さんのマルトク家具会長(右)、お母さん(左)
後列:中村社長(中央)と従業員のみなさん(両隣)
[マルトク家具・データ]

【住所】〒573-0102 大阪府枚方市長尾家具町 2-12-17
【TEL】072-856-4980
【FAX】072-857-4800
【営業時間】10:00~18:00(土・日曜、祝日は18:30)
【定休日】金曜(祝日の場合は営業)
【駐車場】有り