ええやん! 枚方
孤高の貝工芸家 故・水田博幸展が1月10日まで開催中
今年7月に80歳で亡くなった枚方市在住の貝工芸家、水田博幸(みずたひろゆき)さんの作品展がくずはアートギャラリーで始まりました。
水田さんは祖父の代から続く貝細工制作に従事する傍ら、貝を用いたオリジナル作品を発表し、貝工芸作家として真珠ブランド「ミキモト」も認める独自の地位を確立しました。
また、枚方工芸会会長を長く務め、枚方市の文化芸術発展にも大きな足跡を残した。今回の展示作品は、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」を一点一点、貝細工で再現するという前例のないもの。広重の作品にはない枚方宿を含む伏見から大阪・京橋までの5点を含めた全60点は、今年3月に水田さんから市へ寄贈を受けました。
★「貝工芸 東海道五十七次 追悼 水田博幸展」
●12月22日(金)~1月10日(水)午前10時~午後7時
※木曜休館/最終日は午後6時
●くずはアートギャラリー(くずはモール本館ハナノモール3階)
●入場無料
ぜひ、ご鑑賞くださいね(*^^*)
ギャラリーの様子
食い入るように見る人々
整然と作品が並ぶ会場
一枚の貝殻で作られた橋の欄干
あえて雪景色にしたという枚方宿
2年近い歳月を費やした桜の花びら