市は、ふるさと寄附の申し込みが増える12月から返礼品をさらに充実させる。枚方と交野の企業によるコラボ日本酒や、市立ひらかた病院での乳がん検診受診券などバラエティに富んだ15品目を追加。160種類を超えるラインナップに。4月からの返礼品公募の受け付けも始める。市の担当者は「今後も、枚方の魅力が詰まったふるさと寄附金の取り組みを全国にPRしていきたい。年末年始に日本酒」と考えています。

★今回、新たに追加した返礼品は15品目（詳細は別紙のとおり）。そのうち、特別純米酒「織姫の里」と純米吟醸酒「彦星の山」詰合せセットは、江戸時代から続く交野市内の酒造会社の日本酒に、枚方市内のデザイン会社が淀川のヨシを使ってデザインしたラベルを張った商品で、両市の「ふるさと名物応援宣言」に基づくオリジナルブランド。

★日本酒のほか、市内の人気焼肉店でコース料理を味わえるペアチケットやお菓子など、枚方の魅力が詰まった品が揃うほか、市立ひらかた病院での乳がん検診受診券などバラエティに富んだ内容。追加の返礼品は12月1日（金）から選択できる。

★市のふるさと寄附金推進事業は、子どもの夢を育む取り組みや総合文化施設の整備、動物愛護、福祉施策などの取り組みを推進するための財源確保や、地域産業の活性化を目指して取り組んでいる。

★返礼品の送付は昨年７月に14種類でスタート。同12月には111種類に増やし、昨年度は１億3000万円を越える寄附があった。現在は152種類で、今回の追加で167種類のラインナップとなる。

★申し込みは、次のいずれかの方法による。（1）市ホームページ及び各基金担当課などにある申込書を提出し、枚方市が発行する納付書を使い金融機関で入金、（2）市ホームページや「さとふる」、「ふるさとチョイス」から申し込み（クレジット決済可）。なお、税の控除手続きは、領収書または寄附金受領証明書を受け取り、確定申告を行う。申告不要なワンストップ特例制度もある。

★また、現在取り扱っている返礼品の有効期間が平成30年3月末までのため、4月以降の返礼品を12月1日から一斉公募する。今回から事業者が多様な返礼品を応募できるよう、現在の価格区分に2万円・７万円及び10万円を超える金額を追加するなど見直しを行い、4月以降は公募を随時受け付ける。