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ええやん! 枚方

総合文化芸術センター(仮称)

2017/06/06

平成32年度完成へ 基本設計まとまる

枚方市の新たな文化芸術の拠点となる(仮称)総合文化芸術センターの基本設計がまとまった。建設地は枚方市駅北口側のラポールひらかたに隣接しており、施設は地上4階・地下1階で、約1500席の大ホールなど3つのホールと美術ギャラリーなどを備える。

市は平成26年に総合文化施設整備計画を策定し、市民や専門家の意見も聞きながら検討を行い、基本設計を進めた。今後は実施設計を進め、平成32年度の完成を目指す。

建設地は枚方市駅から北西約250m

敷地面積は約1万3300平方メートル。総合福祉会館ラポールひらかたに隣接。周辺にはメセナひらかた会館、関西医科大学や同大学附属病院などがある。


設計の3つのポイント

「文化芸術振興の拠点となる機能を有した施設」
「バリアフリー・防災・環境に配慮した施設」
「まちとつながる集客性を高める施設」

施設の概要

地上4階・地下1階(塔屋1階)で建築面積約6600平方メートル、延床面積約1万3300平方メートル。エントランスロビー(下図)を中心に大ホール、小ホール、イベントホール、美術ギャラリーを配置。動線が分かりやすいコンパクトな設計としている。
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大ホール(約1500席)

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舞台は奥行き約16メートルと現在の市民会館大ホールに比べ大きく広がり多様な演出が可能に。舞台面積は約320平方メートルで市民会館大ホールの約1.5倍。客席は3階席最後列から舞台までの距離が約28メートルと近く鑑賞しやすい。豊かな音の響きを感じられるよう可動式の音響反射板を設置。座席は幅53センチメートル、奥行き94センチメートルでフェスティバルホール一般席と同等程度に。

小ホール(約300席)

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舞台面積は約145平方メートルでメセナひらかた会館多目的ホールの約2倍。演劇や伝統芸能、バンドライブなど多ジャンルの公演が可能。舞台と客席の一体感・臨場感を高める傾斜のあるワンフロア形式。本格的な公演ができる小ホールの整備を求める市民の声が多く、利用ニーズが高いホールとなる。臨時席を1割程度設置。

イベントホール(最大約200席)

全面フラットで客席は移動式。枚方で盛んな人形劇の公演や小規模演劇、セミナーなどに使用できる。簡易な配膳スペースもあり飲食を伴うレセプションも可能。

美術ギャラリー(展示室約300平方メートル)

展示室の大きさは現在の市民ギャラリーとふれあいホールを合わせた広さで天井高は3メートル。一部吹き抜け空間を設け、大型作品の展示も可能に。円滑な搬入搬出導線や、事前に作品を一時保管するスペースも確保。ギャラリー前には市所蔵作品を順次紹介する公開スペースも設ける。

その他

面積約200平方メートルのリハーサル室では、簡易な公演や日常練習にも対応。さまざまなワークショップや会議などに利用できる「創作活動室・会議室」も備える。

バリアフリー・防災・環境に配慮

客席はもちろん楽屋や舞台にもスムーズに移動できる、鑑賞者・出演者の双方にとってバリアフリーな施設とするとともに建物の耐震性や防災の機能を確保。自然採光やLED照明の採用など環境にも配慮している。

まちとつながる集客性を向上

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府道京都守口線の歩道橋と歩行者デッキをつなぎ、施設への安全なアクセスルートを確保。駐車場は敷地内に約100台分。
憩いのスペースである施設前広場と一体的に利用できる位置にカフェ等の飲食スペースを設置

今後のスケジュールなど

平成29年度に実施設計を進め年度内に完了し、30年度に建設工事に着手。
32年度中の完成を目指す。

ネーミングライツの実施も

大ホールと小ホールそれぞれにネーミングライツの募集も行う予定

施設整備のためのふるさと寄附金を募集

総合文化芸術センター整備のための寄附を募集している。寄附はふるさと寄附の対象となるほか、期間中に一定金額以上を寄附した場合は個人名、企業・団体名を印字したネームプレートを施設内に掲示する。

<お問い合わせ>
都市整備部 施設整備室(鷺課長)電話072-841-1486
産業文化部 文化生涯学習室(山中課長)電話072-841-1409
詳しくは 北大阪商工会議所 まいぷれ事務局まで
電話 072-841-0104
mypl@kitaosaka-cci.go.jp

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