地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、枚方の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

枚方の地域情報サイト「まいぷれ」枚方市

ええやん! 枚方

『40歳からのロコモ体操』 開催される

枚方市保健センター

2016/08/29

運動機能の衰えを未然に防ごう!

講師のイチタス訪問看護ステーション 理学療法士の一宮 晶さん
講師のイチタス訪問看護ステーション 理学療法士の一宮 晶さん
8月23日、枚方市保健センターで健康講座『40歳からのロコモ体操』が開催されました。講師はイチタス訪問看護ステーション 理学療法士の一宮 晶さん。
当日のテーマは、「ロコモティブ・シンドロームの話と予防体操」で、多くの市民の皆さまが健康づくりを楽しく、また一生懸命に学ばれました。
全員そろって体操! みんなやる気いっぱい、元気です。
全員そろって体操! みんなやる気いっぱい、元気です。

◆ロコモとは?

ロコモとは、ロコモティブ シンドロームの略で、「運動器症候群」のこと。
「運動器の障害により、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、立つ、歩くといった機能が低下している状態をいいます。これが悪化してくると、要介護になるリスクの高い状態になります」と一宮さん。

◆気をつけたい、こんな状態!

たとえば、こんな状態は要注意です。

□片脚立ちで靴下がはけない
□家の中で、つまずいたり、すべったりする
□階段を上がるのに手すりが必要である
□家のやや重い仕事が困難である
□2kg程度の買い物をして、持ち帰るのが困難
□15分くらい続けて歩くことが出来ない
□横断歩道を青信号で渡り切れない

◆レッツスタート! 家の中で、気軽にできる体操を!

新聞紙を丸めて作った棒体操の道具(朝刊一部くらい)。簡単に作れて便利です。
新聞紙を丸めて作った棒体操の道具(朝刊一部くらい)。簡単に作れて便利です。
そこで、運動機能の衰えを予防し、骨・関節・筋肉の働きを保つための体操を、一宮さんが紹介されました。

・棒体操(転倒予防に効果があるとか)
・片脚立ち(バランス能力をつけます)
・スクワット(下肢能力をつけます)
・ヒールレイズ(ふくらはぎの能力をつけます)
・フロントランジ(下肢の
柔軟性・バランス・筋力をつけます)
スクワットを自らお手本!
スクワットを自らお手本!
これらは、いずれも簡単で手軽。一宮さんは、「ロコモを防ぐ運動、つまりロコトレは何よりも続けることが肝心です。自分の体力に合わせて根気よく取り組みましょう」と、皆さまに親切、丁寧に指導されていました。