まちのがんばり屋さん
宮之阪まちゼミで、自分でお店や教室を開くことについて教えていただいた、宮之阪中央商店街振興組合副理事長の永濱さんに取材をさせていただきました。お父様のお店を継いで25年になる永濱さん。今回のまちゼミでは、ご自身がイベントに出店している経験を活かして、お店や教室を開くことについて教えていただきました。
講座では、永濱さん自身の体験も交えてお話してくださったので、とても分かりやすく参加者の方から質問が飛び交っていました!
講師の永濱さんにお話を聞いてきました
~永濱さんの明るさがつなぐ人と人~
永濱さんと参加者のみなさんの自己紹介から始まった今回の講座。みなさん手作りのパンやお菓子をイベントで販売したり、カバンなどのハンドメイド作品をネット上で販売したり、多彩な活動を行われていらっしゃいました。自己紹介で参加者のみなさんの距離がぐっと縮まり、講座はにぎやかな雰囲気で進みました。
講座では、お店や教室を開くポイントだけでなく、出店するチャンスであるイベントの情報についても教えていただきました。「イベントなどの出店をきっかけに、一回でも人前に商品を並べてみることで、お店の方向を模索したり調整したり、とにかく何かをつかんでほしい。」とおっしゃていました。自身の持っているお店だけでなく、イベントに出店しているからこそ出るためになる言葉でした。
「大事なことはつながること。お店の人同士つながりだけでなく、地域の人ともつながりをつくっていきたい。」とお話していた永濱さんは、人と人との交流を大切にする素晴らしい方でした!
講座の様子です
必要とされる商店街に
さまざまな活動を通じて商店街の活性化に努めている永濱さん。そんな永濱さんは以前は経理マンだったそうで、商店街とは無縁の方でした。現在のお店を始められたきっかけは、起業しようとしていた永濱さんにお父様からお店を継がないかと、声をかけられたことがきっかけだったそう。商店街で仕事を始めてからは、お客様と実際にお会いしてモノを売ることができる、商売のおもしろさを改めて感じることができたそうです。またイベントを通じて商店街の店主の方たちと仲良くなることで、色々なアイデアをもらえることができるので楽しいと笑顔でお話してくださった永濱さんは、本当にお客様と接するこの仕事が好きだという気持ちが伝わってきました。
地域のコミュニティスペースである宮ノサポをつくったり、みやのさか夕市というイベントを開催したり、多彩な地域に密着した活動を行う永濱さん。宮之阪商店街を必要とされる商店街にしたいという意気込みから積極的にアクションを起こしていられます。
永濱さんは店主と地域の人がモノでつながるのではなく、人の気持ちやサービスであるコトで密着して、商店街を店主と地域の人で盛り上げていきたいという、商店街への愛があふれている熱い方でした!
人とのつながりの輪が広がるまちゼミに
永濱さんは、まちゼミで店主の方と参加された方がつながるだけでなく、参加者のみなさんの間でもつながりをつくってほしいそうです。まちゼミで知り合った方と協力してお店を出店なんてできたら素敵ですよね♪
ぜひみなさんも気軽にまちゼミに参加してつながりを広げてみてください!