あふれる魅力再発見
「枚方八景」は、枚方市が昭和59年(1984年)10月1日の市制35周年を記念して、「ふるさと枚方」の風景にふさわしい場所を公募し、市民投票と選定委員会により8か所が選定された。
市民の誇りとなる素晴らしい景観を広く知ってもらい、保全して子孫に伝承していこうと言う目的で「淀川の四季」「樟葉宮跡の杜」「牧野の桜」「山田池の月」「国見山の展望」「百済寺跡の松風」「万年寺山の緑陰」「香里団地の並木」の8か所が定められた。(下図※1参照)
「枚方八景」について、一景から八景まで周辺の探訪やグルメ・お土産屋さんなどのご紹介を含め順次掲載していきます。
枚方市 文化観光課から取材や資料提供などのご協力を頂き、また周辺のグルメ・お土産屋さんなどは「まいぷれ」情報などを参考にいたしました。
枚方八景マップ ※1
『ひらかた歩っぽ」(枚方八景ガイドマップ)
枚方市 文化観光課 発行
「淀川の四季」
枚方の歴史と文化を育んできた「母なる川」の淀川。春にはカラシ菜が堤防を黄色に染め、夏にはガマの穂が立ち並び、秋にはマンジュシャゲが彩りを添え、そして冬には鴨が群れ飛ぶ姿など、淀川は四季折々に私たちの目を楽しませてくれる。
また江戸時代、旅人の多くは淀川を船で大坂へ下り、このあたりは三十石船が伏見と大阪間を行き交う舟運中継の川港として栄え、東海道五六番目の宿場「ひらかた宿」があった。
『淀川の四季』周辺マップ
(枚方市駅~枚方公園駅~ひらかたパーク周辺)
淀川の『桜見船』に乗ってきました。
江戸時代に荷物や人を運んだ淀川三十石船の 中継港として栄え、多様な文化を育んできました。そんな歴史を持つ淀川の舟運を後世に残していくため毎年、春と秋に枚方船着場と八軒家浜(天満橋)を屋形船で往復する「淀川舟運イベント」が開催されます。
桜見船の中の様子
「八軒家浜船着場~大川・淀川~枚方船着場 上りコース」と、「枚方船着場~大川・淀川~八軒家浜船着場 下りコース」があります。
約2時間半野コースで、上りコースは特選お弁当・桜御膳付き。
川沿いの桜風景
川沿いには満開の桜が咲いています。
毛馬の閘門(こうもん)
屋形船に乗って春風に吹かれながら大川の桜を眺め、毛馬閘門では淀川と大川の水位調節が体験できます。
周辺の探訪~お店ご紹介~
取材・編集ご協力: 枚方市文化観光課様、枚方文化観光協会様
青木二郎様(枚方市立地域活性化支援センター)
皆様ご協力、本当にありがとうございました。 by チャリンコ T