あふれる魅力再発見
「こだわり」と「ぬくもり」いっぱいの手作りグッズが盛りだくさん!!
2010/12/23
今回のあふれる魅力再発見は、くずは・ふれ愛「手づくり市」をご紹介します。
NPO法人「くずは地域コミュニティ」の西村代表理事からお話をお聞きしました!
京阪電鉄「樟葉駅」の駅前広場(三菱東京UFJ銀行前)で地域住民の手づくりオリジナル雑貨がズラリの「くずはふれ愛・手づくり市」が第1日曜と第3日曜の朝10時から夕方の4時まで、毎月2回開催されています。
この催しは、NPO法人「くずは地域コミュニティ」が「地域住民の力でくずは地域を盛り上げていきたい」との趣旨で、京阪電鉄や銀行などにご協力を頂き、趣味の作品・こだわり作品の出店者を募集し、また枚方の障がい者団体の手づくり作品を優先出店して2010年7月の第1日曜日に第1回目を開催。
地域住民らが持ち込んだ手づくりのバッグ・ポーチ・陶磁器・木工品ビーズ細工品・アクセサリー・ぬいぐるみ等々がブースに並び、個性が生きた品々に出会える場として沢山の人が足を留めています。
購入した方からは「作りがしっかりしていて、他のお店と比べて値段がとても安い」と嬉しい声や出展した方からも「自分が作ったものを買ってもらえてうれしい」等々。9月5日(日)第2回目も大盛況の中で開催され、出店ブースの申込も一気に100店以上に増え複数開催要望もあり、11月からは毎月2回 第1日曜と第3日曜に1回当たり40店程度の出店に絞り開催されています。
来年2月から本格的な「手づくり市」を目指し、出店者相互の運営による世話人会(15名)を立ち上げ、運用ルール作りや役割分担、更には増え続ける出店要請に応えるべく第2会場の確保や銀行前にバリアフリーブースを設け、障がい者5団体の出店を予定するなど精力的に取組んでいます。
「樟葉駅前広場」を第1会場として「手づくり市」を第1日曜と第3日曜開催、更に第2会場を「くずは中央公園」に設け「マルシェ・くずは」として毎月第4日曜日に開設予定。
世話人会の様子
世話人会で決めた主な運用ルールをご紹介しますと
1. 「手づくり市」として自分で作った作品のみの販売
2・ 出店者の永久登録料1,000円
3. 1回当たりの出店料は第1会場500円、第2会場2,000円
4. 第1会場(120㎝×60㎝)はテントの使用不可、第2会場(2m×2m)はテントの使用可
5. 貸与のテーブル(120㎝×60㎝)と椅子で400円 など
「くずは・ふれ愛 手づくり市」のきっかけになったのは、2008年9月に京都信用金庫が創立85周年の記念事業として、地域社会の活性化に繋がる活動を支援する目的で「京信・地域の絆づくり大賞」が創設され、西村氏も「くずは地域のイベントを積極的に行い、地域及び商店街の活性化に繋がる活動」を提案され129件の応募の中から見事「にぎわい賞」を受賞。
これを機会に、くずは地域5校区コミュニティ協議会会長が校区を越えて合同でくずは地域活性化に取組む事を決め2009年10月1日NPO法人 「くずは地域コミュニティ」を設立し、頂いた活動支援の助成金にて提案内容に基づいて「樟葉宮表参道商店街を中心に空き店舗や駐車場を利用した子供体験ショップや市など、地域資源を活用したイベント」などの実施に向けて推進。
具体的には、2009年10月~11月に樟葉宮表参道商店街の活性化として、交野天神社「秋まつり」に合わせ、こども神輿やこども1日店長、商店街のスタンプラリー、また新たに「くずは市民の森 観菊コンサート」を開催し、500鉢の菊に囲まれての市民の各種演奏や商店街のスタンプラリー、こども1日店長などを実施。
更に今年度から、NPO法人 「くずは地域コミュニティ」「樟葉宮みっけ市実行委員会」「くずは地域5校区コミュニティ」などの各団体が連携し、各イベントで相乗効果を上げるようにと「楠葉まちづくり協議会」を組織し、樟葉宮表参道商店街の「樟葉宮みっけ市」を偶数月の第3日曜や交野天神社「春まつり」「秋まつり」に合わせた開催、また「くずは市民の森 観菊コンサート」などを開催している。
取材・編集ご協力: 青木二郎様(枚方市立地域活性化支援センター)
取材ご協力:西村輝也様(NPO法人「くずは地域コミュニティ」)
ご協力、本当にありがとうございました。 by チャリンコ T