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枚方の地域情報サイト「まいぷれ」枚方市

あふれる魅力再発見

枚方八景と周辺の探訪・お店ご紹介(その5)

五景「国見山の展望」

2012/01/06

「枚方八景」は、枚方市が昭和59年(1984年)10月1日の市制35周年を記念して、「ふるさと枚方」の風景にふさわしい場所を公募し、市民投票と選定委員会により8か所が選定された。(「枚方八景マップ」参照)
市民の誇りとなる素晴らしい景観を広く知ってもらい、保全して子孫に伝承していこうと言う目的で「淀川の四季」「樟葉宮跡の杜」「牧野の桜」「山田池の月」「国見山の展望」「百済寺跡の松風」「万年寺山の緑陰」「香里団地の並木」の8か所が定められた。

「枚方八景」について、一景から八景まで順次ご紹介します。枚方市 文化観光課から取材や資料提供などのご協力を頂き、周辺の探訪やグルメ・お土産屋さんなどもご紹介します。
枚方八景マップ
枚方八景マップ

「国見山の展望」

(国見山山頂より京都方面の展望)
(国見山山頂より京都方面の展望)
国見山は標高およそ300メートル、山の南東は生駒に続く山並みで、その東に広がる南山城平野を貫いて木津川が北流し、山並みの向こうには笠置の山に続く鷲峰山(じゆぶせん)が見られる。木津川・宇治川・桂川の合流地点をへだてて、京都の市街が広がり、その向こうに比良・比叡のひときわ高い山容を望むことができる。
また、石清水鳩ケ峰と天王山の挟間から淀川が南流して、摂津と河内を二分し、見晴らしのよい日には下流の方向に、六甲山や白く光る大阪湾が見える。
(JR学研都市線津田駅下車、山頂まで徒歩約1時間。津田サイエンスヒルズ登山口から山頂まで徒歩約30分)

「国見山のウオーキングコース」

津田方面からのコースは、JR津田駅から国見山山頂までおよそ2.8km、徒歩約1時間、途中休憩を挟むと約1時間30分程度。JR津田駅から京阪バスの津田駅東口乗り場方面へ出て、まず地蔵池経由「津田サイエンスヒルズ」内の「空見の丘」を目指し枚方市内を眺望、次に「国見池」から林間のハイキングコースをたどる。ハイキングコースの道はよく整備されており、途中には「夫婦岩」「サクラのデッキ」「展望デッキ」などがあり、林間の中に入っていくと夏でもひんやりとして、吹く風が心地よく感じられ、十二分に森林浴を楽しむことができる。

また、山頂より穂谷方面へ約1km、徒歩約30分行くと、緑に囲まれたキャンプ・レクリエーション施設の「枚方市立野外活動センター」があり、更に約1km、徒歩約30分で美しい里山の風景が広がる「穂谷地区」につながっている。
 ⇒⇒ (津田サイエンスヒルズ) ⇒⇒
 ⇒⇒ (津田サイエンスヒルズ) ⇒⇒


 
JR津田駅(出発!) ⇒⇒
 ⇒⇒ (空見の丘) ⇒⇒
 ⇒⇒ (空見の丘) ⇒⇒
 ⇒⇒ (国見池) ⇒⇒
 ⇒⇒ (国見池) ⇒⇒
 ⇒⇒ (登山口 案内板) ⇒⇒
 ⇒⇒ (登山口 案内板) ⇒⇒
 ⇒⇒ (夫婦岩の標識) ⇒⇒
 ⇒⇒ (夫婦岩の標識) ⇒⇒
 ⇒⇒ (夫婦岩) ⇒⇒
 ⇒⇒ (夫婦岩) ⇒⇒
 
 
・・・・⇒(ちょっと休憩)⇒・・・・

 ⇒⇒ (サクラのデッキ) ⇒⇒
 ⇒⇒ (サクラのデッキ) ⇒⇒
 ⇒⇒ (展望デッキ) ⇒⇒
 ⇒⇒ (展望デッキ) ⇒⇒
 ⇒⇒ (国見山山頂) ⇒⇒
 ⇒⇒ (国見山山頂) ⇒⇒
 ⇒⇒ (野外活動センター) ⇒⇒
 ⇒⇒ (野外活動センター) ⇒⇒
 ⇒⇒ (穂谷の里山)・・・
 ⇒⇒ (穂谷の里山)・・・
・・・(穂谷の棚田)
・・・(穂谷の棚田)

「枚方市立野外活動センター」

国見山山頂と穂谷地区の中ほどの183,400m2の広大な敷地の中に、400名を収容するオリエンテーションホール、研修室、食堂、宿泊設備(ロッジ10棟50名、常設野外テント20張300名)を備えた「枚方市立野外活動センター」がある。ハイキングやキャンプ及びキャンプファイア、フィールドアスレチック場・オリエンテーリングコース・ディスクゴルフ、竹細工・クラフトなどの体験教室、国内最大級の 60cm反射望遠鏡を備え天体観察なども出来る。草木に囲まれ四季の移ろいを如実に感じ、友だちや家族と自然に触れ身体を動かすことで、心身のリフレッシュに最適な場所である。
(市立野外活動センター玄関)
(市立野外活動センター玄関)
(ロッジ)
(ロッジ)
(60cm反射望遠鏡)
(60cm反射望遠鏡)
(キャンプ場炊事場) 
(キャンプ場炊事場) 
(キャンプファイアー場)
(キャンプファイアー場)

「穂谷の里山」

穂谷は枚方市の南東部に位置し、生駒山系の北端部に面する豊かな自然に囲まれた里山が残る地域で、古くから生駒山系の山里に湧き出る綺麗な水と朝夕の温度差により、美味しいお米や野采が取れ、自然を生かした酒造りやそうめん造りなども行われてきた。2009年1月、朝日新聞社と(財)森林文化協会とが主催した、人々の暮らしによって育まれてきた自然と景観が残され、すこやかで美しい里100カ所を選んだ「にほんの里100選」の一つに穂谷が選ばれた。

また穂谷では、取れたて新鮮野菜を週4日 朝市などで販売や秋(10月上旬)には穂谷の収穫祭が催され、大朝市・枝豆の抜取り・さつまいも掘り・コスモスや ひまわりの摘み取り・地元乳牛のソフトクリーム販売や催し会場では模擬店・餅つき・地元大学生の音楽演奏なども行われる。
(穂谷の朝市)
(穂谷の朝市)
(収穫祭・コスモス畑と会場風景)
(収穫祭・コスモス畑と会場風景)
(収穫祭・枝豆の抜取り)
(収穫祭・枝豆の抜取り)

「穂谷の地酒」

穂谷には里山から湧く良質な地下水と固有の気候 風土の中で自然に任せてじっくりと熟成させる天然醸造や昔ながらの袋しぼりなど、こだわった製法で枚方の地酒を作り続けている重村酒造がある。1970年代には枚方市内に5軒の造り酒屋があった が、今は重村酒造1軒となったが「穂谷の里 一番絞り原酒」「穂谷」「淀菊」「富士霞」といった銘柄で販売。
(重村酒造)
(重村酒造)
(もろみの袋絞り)
(もろみの袋絞り)
(枚方穂谷の地酒)
(枚方穂谷の地酒)

「穂谷の畜産団地」

40年前に穂谷地区で、畜産団地として 約20軒でスタートしたが、現在は6軒 200頭の乳牛(ホルスタイン)で毎日 約4トンの牛乳を牛乳メーカーに全量出荷 。牛乳以外に牛糞尿を加工し、バーク堆肥としても販売。
(畜産団地事務所)
(畜産団地事務所)
(子牛の飼育)
(子牛の飼育)
(乳牛の飼育場)
(乳牛の飼育場)
1時間~2時間ほどの自然を満喫できる散策コース、近場でこんなにたくさん見どころがありますよ♪
みなさんもぜひ一度足を運んでみてください。m(_ _)m

周辺の探訪~お店ご紹介~

国見山周辺のお店を簡単にご紹介。
(国見山散策の帰りに寄ってみてはいかがですか。)

スパバレイ枚方南(スパリゾート・スーパー銭湯)

サンテリア(カフェ)

農園 杉・五兵衛(農園料理)

恒づね(ステーキハウス)
取材・編集ご協力: 枚方市文化観光課様、
             青木二郎様(枚方市立地域活性化支援センター)
皆様ご協力、本当にありがとうございました。           by チャリンコ T